デンマーク発見日記

コペンハーゲンでの留学生活中の心の機微を綴っていきます。

留学2学期目のまとめ

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桜前線も北欧に追いついたみたい(4月下旬の写真)で、日本の桜とはちょっと違って濃いピンクの花ですが、桜を見てやっと春になったと実感できる、と思うあたりやっぱり日本人だなぁと再認識。これは寮の近くの墓地(公園っていったほうがイメージ近いかも)に咲いているものなんですが、コペンハーゲンでめったに経験したことがないくらい人混みができていて、どこの国でも桜を見に人が集まるのは同じなんだなとほっこり。

 

5月も後半になった今は緑が増えて半袖で過ごすことも多く、春から夏に季節が移り替わっていることを実感してます。

 

履修してる授業もほとんどlectureは終わって、もっぱら期末エッセイを書いてる最中です。息抜きも兼ねつつ、留学2学期目のまとめを書こうかなと思います。

今学期履修してた授業は3つ。

 

  •  Migration, Refugees, and Citizenship in a globalised world

これはsociologyの授業で、ヨーロッパにおける移民問題、政策を社会学の理論的に学ぶ授業。前の学期にとっていた、デンマーク社会について幅広く学ぶDanish Societyっていう授業でデンマークの移民政策を学んで、移民について興味を持ったのがきっかけで履修することに。留学生向けの授業って、わりと毎回トピックや先生が変わるオムニバス形式が多くて、面白い回と全然興味を持てない回があったり、毎週やるごとに知識を積み上げることができる授業が意外と少ない中、この授業はだんだん移民政策についての知見を深められるので有意義だなと思っています。

 

ちょっと脱線しますが、デンマークは政策レベルでは移民に対して厳しくて、例えば今年に入って"burqa ban"(イスラム教の女性が被る、顔を覆うマスクを禁じること)を政府が公式に発表したりもしていて、日本で思われてるような「世界一幸せな国」みたいなデンマークに対するポジティブなイメージとは真逆の面をもってることを知れるので、個人的には移民問題は興味深いなと感じています。

www.thelocal.dk



  • Danish Cinema

この授業は留学生向けのデンマークの文化を学ぶコースのひとつで、デンマークの映画にフォーカスしたもの。デンマーク映画って聞いてもあんまり思い浮かぶものがないけど、実はけっこう国際的に有名な監督や作品もあったりして、その1人にLars von Trier (ラースフォントリアー)という監督がいて、その人の映画についてエッセイを書いてる最中。カンヌとか有名な映画祭で賞をもらったり、国際的に評価されてる反面、めっちゃcontroversialな描写やコンセプトが多くて、最新作も賛否両論みたいです。。

news.aol.jp

 

日本ではあんまりFilm Studiesって研究されてなさそうだけど、デンマークではコペンハーゲン大学にも映画学科があったり、映画に関わる文献のみを集めた図書館があったりと、学問分野として映画が研究されているみたいで、シネマの授業をとってよかったなぁと思います。

 

  • Presentation techniques 

 読んで字のごとく、英語でのプレゼンスキルを向上させるのを目的とした授業。学期中に2回と、期末試験で1回のプレゼンの計3回プレゼンをする機会が与えられて、その都度クラスメイトや先生からフィードバックをもらえるところが一番のメリット(ただし、先生はダメ出しはするけどどうやって直すかというhowの部分は教えてくれない…)。

 

私はこの授業をとったことで、発音に対しての考え方がだいぶ変わりました。今までは「発音が完璧じゃなくても、通じればok」くらいの考えだったのが、正しい発音方法をマスターできるように頑張ろう、っていう心構えになりました。私が先生に指摘され続けたのは"R"の発音。こっちに来てたまに英語を聞き返されることはあったけど、ここまで英語そのものについてコメントをもらえることはなかったので、先生は厳しくもあったけどありがたかったなと。

 

たしかに、日本の英語の授業だとリスニング教材もほとんどアメリカ英語が中心で、「英語が話せる=ネイティブそっくりに」話せる」みたいな考えが広まってて、それゆえ積極的に英語を話そうとしない、っていうのは良くないことだと思うし、親しい友達との日常会話くらいなら全然支障はないと思うけど、ビジネスとか学問の場では発音が通じないと発言の信用度にもかかわってくるんじゃないかなと。

 

色々方法を模索してはみたものの、やっぱりたった3か月で発音矯正するのは難しく、帰ってから発音矯正スクール見たいなところに通うか、でもそういう学校って首都圏だと特に高くて(入学金だけで〇十万とか)、発音がよくて損はしないけどそんなにお金を費やすのは損かな…とか、どうやって直そうか思案中です。

 

私の日本でのメジャーは英語とか国際教養とかではなく、普通に大学で過ごしていたら英語の授業を取らない限り英語を話す機会がなくなってしまうんですが、1年留学してようやっと上達したかな?と最近思えるようになってきて、継続しないと劣化してくんだろうなぁと思うので、英語学習(主にスピーキング)はオンラインなり大学にいる留学生と友達になるなりして、続けていこうと思ってます。